ビーチカルテ
一昔前までは、患者さんは診療椅子に座り、歯科医師は、立って治療を行っていました。現代の歯科医院では、ほとんどの場合、患者さんに診療台に寝て頂き、歯科医師は、座って治療します。これを水平位診療と言います。
日本に初めて水平位歯科診療を紹介したのがDrビーチです。戦後アメリカ軍の軍属として日本に来たDrビーチは、歯科診療台のメーカーであった(株)モリタに、水平位治療に適した診療台を作らせました。Drビーチは、言わば、今では当たり前になっている水平位歯科診療の日本における創始者なのです。
そのDrビーチが考案したカルテがビーチカルテです。一般の歯科医院で使用している保険のカルテの数倍の情報を書き込む事が出来ます。記載方法に一定のルールがある為に、レクチャーを受けた歯科医師でなければ使用出来ません。しかし、使いこなすと、これほど便利で使い易いカルテはありません。何せ患者さんの現在のお口の中の状態と過去の治療暦が全て分かるのですから。
当法人では、継続的に治療と検査に通われている患者さんのビーチカルテは、開業以来30年近くにわたって保存してあります。また、当院でメインテナンスをお受けになる限り、一生にわたって保存します。
